タイトルがすごい重大な感じになってしまいました・・・。
以前に、高次脳機能障害の彼の賃金を上げてほしいという
お願いが、毎年繰り広げられ、
もううちとしては、これ以上は難しいと決断した
というお話をしたと思います。
今回は、向こうも強気でした。
「10円でもいいので上げてくれないのであれば、すぐにでも辞めます。」と。
10円でも?!
いやいや、10円上げたら、いくら変わりますか?
「では」ないです。大きいです。
現在、上げられるだけのステップアップは出来ていますか?
これ以上の賃金を求めるのであれば、
彼なら、十分一般で働けると思います。
なので・・・
「○○さんなら、もう充分一般で働ける能力も経験もあります。
ここでは、これ以上の値上げはできません!!」と伝えました。
すると、凄かったです。
その日の夜には、キーパーソンの奥さんから、
「今月いっぱいで退職させていただきます。」とラインが来ました。
最後の勤務の日、
いつもと変わらず、お仕事して、
終了時間の5分くらい前に、みんなを集めてお話しをしました。
彼は、とてもスッキリしたお顔をされ、全員に握手をしていました。
私には、最後まで、話をしてくれることはありませんでしたが、
笑顔で握手はしてくれました。
今回の私の決断が、
合っているのか、間違っているのかは、今でも悩みます。
でも、総合的に考えて結論を出しました。
指導員とも何度も話し合いをしました。
いつか、間違っていなかったと思える日が来ると信じます。
こうならないためにも、
見学、体験、面接はとても重要なものですね。
これからに活かしていきます。
・・・次回は、不安症の彼女からの相談についてお話しします。
最後まで、ご覧頂きありがとうございました。