現在23歳の彼女は、
中学くらいから、
被害妄想とかが強くなり、
「自分はおかしいのかもしれない」と思うようになり、
高校を卒業して、いろんな会社に面接に行ったけど、
ことごとく断られ、もっと精神的に追い詰められてしまった。
移行支援を見つけ、手帳を発行して体験に行くことに。
一般に就職する自信がなく、
自分はA型にいこうと決める。
そのためには、受給者証を発行する必要があり、
親に相談すると、猛反対される!!
何度も、両親と話し合いを繰り返し、
やっと「好きにしなさい!」と諦めてもらう。
それから、3か所くらいA型で働いて、
うちにたどり着きましたが、
そこで、いろんなことがありすぎて、
全く、人に心を開かない。会話もしない。
ふてくされたような態度。
などなど、指導員も困ってしまう状況だった。
唯一、私には少しだけ話をしてくれる関係性が築けたから、
じっくり話をする。
今までの経緯を話してくれました。
・・・だから、人を避けるんだと。
就労先なので、
こんなに関わる必要はないのかもしれませんが、
私は、この子と真剣に向き合いたいと思いました。
今までは、辛かったのなら、
ここは、信じられるように、人を頼りたいと思ってもらえるようになってほしいです。
放っておけませんでした。
どんな過去があっても、
うちに来てくれたことは、偶然ではなく必然で、
私やうちの指導員に課せられた課題なんだと思います。
どこまでできるのかわかりませんが、
精一杯、頑張ります。
・・・次回は、聴覚障害の彼女の面談についてお話しします。
最後まで、ご覧頂きありがとうございました。