就労支援

もう一人の利用者さんの苦しみ

この現場で、また一つ大きな問題が発生していました。

脅迫障害の女性が、悩みを抱えていました。

先日の面談で、

「私が、ダメなんですけど。〇〇さんと〇〇さんが、私が間違えると、笑うんですよ。なんで笑われるのかわかりませんが、これイジメじゃないのかな?って思うんです。」

と、話してくれました。

イジメ・・・これは、大問題です。

本人がまだあまり自覚がないので、大丈夫ですが、

誰かに相談をしてしまったら、

それって、だめじゃない?なんて言われて、

どこか窓口に相談に行ってしまったら、とんでもないことになります!!

早速、指導員に事実を確認し、

名前があがった2名に、遠回しに話をしようと面談を入れました。

すると、その中の1名が前回のブログでお話しした統合失調症の彼でした。

彼は、「その彼女が、最近すぐ忘れてしまうんです。どうしてあげたらいいのでしょうか?」と相談してくれました。

ここは、一般ではありません。ちゃんと指導員が指示を出しているので、

メンバーさん同士が教え合うのは、基本やらないでください。

指導員がします。

だから、どうしてあげれば?という質問は、答えは「何もしない!」です。

そうお伝えしました。

彼女には、まずは話をしてくれてありがとう。とお伝えしました。

どんな職場でも、

笑うという事は、関係性ができていない以上は、

やってはいけない事ですね。

…次回は、人を信じたら頼ったら、その人は必ず去っていくと人から遠ざかる彼女のお話をします。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。