前回の続きです。
フラッシュバックに悩む利用者さんとのかかわり方について、
ある支援員が、発した言葉に傷つき、
悩んでしまったことを、同棲中の彼氏に相談し、
その彼氏さんから、私のところに連絡が入りました。
支援員の言い分
・彼女はフラッシュバックが起きると、全く仕事にならないため、休憩をするように伝えるが、話を聞ける状況ではなかったため、その場で話をする。
その内容が、
・病気なのかもしれないが、仕事に影響するのは、現場としては困る。
・いつまでも昔のことを思い出しても、辛いだけだろ?忘れる努力をしたほうが良いのでは?
・生活に支障があるのなら、主治医に相談して薬で何とかしてもらうしかないのでは?
上記の内容を話したそうです。
『利用者に寄り添う支援』からほど遠い、言葉に感じられてしまったんだと思います。
私が、伝えてきた支援は、伝わっていなかったんだとおもいました。
ショックでした。
何度話をしても、伝わっていなかったら、全く意味がない。
利用者さんを苦しめてしまう。
最終的には、
再度、彼氏さんにお電話にて状況の説明をしました。
・まず第一に彼女の事を第一に考え、彼女に自己決定をしてもらうことができていなかった。
・解決する話し合いよりも、まずは、彼女の話を聞くことが必要だった。
・一般的な病名での症状の把握ではなく、それぞれの個性と同じようにみんな違う症状なので、そこを理解すること、共有すること。
以上をお伝えし、納得していただきました。
まずは、全員で会議をして、共有し、実践していきます。
また、状況をお話しします。
・・・次回は、新しく入られた利用者さんについてお話しします。
最後まで、ご覧頂きありがとうございました。