みんなの前で、できていない事、失敗だと言われた気分変調症の彼女は、
泣きそうな顔で、どうすればいいのか分からず、立ち尽くしてしまい、
ベテラン指導員から、奥に行くように言われ、作業を中断して向かいました。
ベテラン指導員からは、
「今日できなかったことは、失敗ではなく、仕方がないことだから気にしないようにね」と言われたと。
その日は、彼女がいつもやっている、本人曰く「落ち着ける仕事は洗い場です」と言ってきたので、その後は洗い場に入り、ひたすら洗い物を頑張ってもらいました。
その後、私に指導員から連絡があり話をしました。
彼女の言い分、
慣れていない指導員の言い分、
ベテラン指導員の言い分
をそれぞれにヒヤリングして、まとめました。
起きてしまったことに、いろいろ言っても始まらないので、
これからどうしていくのかを、担会を開き話し合いをしました。
・利用者それぞれに、将来の目標、うちで働くための目標、そのための課題を「個別計画書」で記載しているので、その計画書の共有、認識、実行をすること。
・ステップアップするときは、必ず、全職員(私も含む)で評価して、本人と話をしたうえで決定すること。
まずは、この2点を守り、支援していきましょうと決めました。
いろんな人が関わるため、思いや伝えたい事が違うので、まだまだ問題は起きそうです。
・・・次回は、交換日記の彼女からのSOSについて、その後どうなったかをお話ししたいと思います。
最後まで、ご覧頂きありがとうございました。