就労支援

聴覚障害の彼女の作業の様子

先日の手話通訳を入れての面談で、

まずは、コミュニケーションの取り方・面談方法を

解決しました。

が、彼女はまだまだ、

不満が、不安がありました。

洗い場で、大きな鍋を毎日1時間以上洗う事

・・・洗い場が嫌なわけではなく、重たい大きな鍋を洗い続ける事。

野菜などのカットを、毎日3時間以上続ける事

・・・切りものばかりで、包丁を持っている右側が、痛くて仕方がない。

これだけ聞けば、わがままなのかな?と思ってしまうんですが、

本当に彼女は、現在辛いと訴えてきました。

ただ、こちらとしては、

彼女だけに、洗い物やカットをしてもらっているわけではなく、

皆さん、できる事できないことがあり、

任せられる作業内容も変わります。

だから、「貴女だけではないです。皆さんにやってもらっています。」とお伝えしました。

納得は出来ていない様子で、何度も手話にて同じ話をしていたように見えました。

でも、彼女の要望をすべて受け入れる事は難しいです。

なので、

前回のお話になった「施設名をきれいに丁寧に書く」事ができるようになれば、いろんな作業をすることが出来るようになります。

彼女からの私たちへの面談後の言葉は、

【日本語、難しいので頑張って練習します。そして、いろんな作業ができるように頑張ります。】と話してくれました。

まだ、これからもいろんな課題が出てくるのではと思います。

一つ一つ、できる事を一緒に解決していけたらと思っています。

・・・次回は、ジェンダーな彼の退社についてお話しします。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。