就労支援

家族との別れ

ちょっと、寂しい内容になりますね。

先日、実際に利用者さんのお母さまが、亡くなられてしまい、

その時の、利用者さんの行動を、ご家族から教えて頂いたので、

その事をお話ししたいと思いました。

利用者さんは、自閉症・発語できない。現在30歳の男性です。

こちらの言葉も理解するのは難しいです。

お母さまは、息子のことが大好きで、とっても可愛がり、なんでも与え続けたそうです。

夜中だろうが、欲しがるものを食べさせていたらしく、100キロを超えてしまい、日常生活も大変になり、ダイエット入院をすることになり、親御さんの所に戻ってしまうと、またくりかえすのでは?というアドバイスを相談支援員から受けて、グループホームにて生活することになりました。

現在は、80キロきったと聞きました。

時々、作業所にも会いに来られていました。

そんな中、病気が発覚し、入院をされてしまいました。

その時には、もう主治医から余命宣告まで受けていました。

もう、お母さまが会いに来ることができないので、代わりにお姉さまが来られていました。

そして、先日お母さまが亡くなられたという連絡が関係機関にきました。

お父さまから、最後に会わせてやりたいという連絡があり、病院に行かれました。

2時間くらい抜けられ、出かけていきました。

戻ってからの、その利用者さんの状況は、

全くいつもと何も変わらずでした。

しかし、次の日のお通夜に行かれた時のことを、お父さまが話してくださいました。

障がいがあるから、感情がわからない、理解できない

そんなことはなかった・・・。

次回、この続きをお話しします。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。