就労支援

聴覚障害の彼女からのメール

勤務して2週間くらい経ちました。

時々、様子を見に行きますが、

その度に、何か言いたげな表情をして私を見てきたので、

少し気にはなっていましたが、

先日、たぶん旦那さんが代理でメールを打ったんでしょう。

ちゃんと、漢字も入れた文章でした。

夕方にもらったメールでしたが、

私は今、手首を痛めています。

私だけ毎日重い鍋を洗い物して大変です。

私は、力がないので重い鍋の洗い物は週2回までにローテーションでお願いできませんか?

洗い物を減らしてパッキング作業を増やして頂けたら助かります。

よろしくおねがいします。

という内容でした。

どうして、彼女は洗い場に入っているのかというと、

ちゃんと理由があります。

彼女は、漢字が書けません。

筆談で「かんたん、れんしゅうした」と話してくれましたが、

実際、書いてもらいましたが、

間違っていて、指摘しても「オッケーオッケー」と直そうとしない。

そこが大事だと筆談で伝えましたが、こだわってはもらえず。

なので、彼女がパッキングをするには、

漢字を書くときに、必ず見ていないといけない。チェックをしなくてはいけないのです。

だから、指導員が、業務に追われてしまっているときは、彼女には洗い場に入ってもらう事しかできないんです。

重いから、力がないから・・・という理由より、

仕事を選んでいるのでは?と思ってしまうところもあります。

また、難しい課題が出てきました。

近く、担当者会議をして、結論を出します。

また、ここでお伝えします。

・・・次回は、暫定期間で終了を伝えなくてはいけない状況になってしまった彼の事をお話しします。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。