就労支援

リアルな出来事

慣れていない指導員と、気分変調症の彼女のやり取りで、

ベテランの指導者が、間に入ってしまい余計ややこしいことになったという出来事をお話ししたいと思います。

まず、気分変調症の彼女についてなんですが、

薬の副作用で、手が震えてしまいます。意識すれば多少は治まりますが、

緊張や過剰は負荷がかかった時には、どうにもならなくなります。

そんな彼女は、現在洗い場のポジションを頑張ってくれていますが、

次のステップアップの練習として、ある日盛り付けのポジションをやってみてもらおうという事になったんですが、

急に言われたことが、プレッシャーになり、いつも以上の震えが・・・。

でも、慣れていない指導員としては、そんなことはわかっていたと。

ただ、どこまでできるのか?新たな作業を挑戦するとどうなるのか?を見れたらと思ったと。

だから、できなくて当然だと伝えていましたが、

その意図を理解していなかったベテラン指導員が、その様子を見て、

「可哀そう!!」と思ってしまい、途中でしたが彼女の手を止めてしまったんです。

「手、震えてるよね?」「それじゃあできないよね?」「それでは商品として出せないよ」・・・など、批判的な言葉を発してしまいました。

他の利用者さんも周りにいて、誰も声をかけてあげられない状況で、

見ていられない状況だったと、後から他の利用者さんが教えてくれました。

・・・次回は、その後どうなったのかをお話しします。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。