就労支援

複雑性PTSDの彼女の決断

彼女のメンタルが落ちたり、

フラッシュバックが頻繁におきてしまい、

自分ではどうにもならない状況になってしまいました。

そして、ついに欠勤をするようになってしまいました。

彼女は、シングルマザーで娘さんが1人います。

娘さんはまだ小学生だそうです。

娘さんにも障害があるようで、なかなか学校も馴染めず、孤立してしまうこともあると話してくれていました。

お母さんが、仕事に行かない事を不思議に思い始め、

自分も行きたくない学校に、なぜ行かなくてはいけないのか?と疑問に思うようになってしまい、登校拒否になってしまいました。

同じ病院に受診されているので、娘さんの事も主治医に相談をしたそうですが、

主治医からは、

「娘さんを施設に預けたらどうか?」と提案されたそうです。

母親、お仕事と自分に二つの事を同時にやる自信がなく、一瞬「それが良い方法なのかも?!」と思ってしまい、

そう思ってしまった自分が許せなくなり、

何もできない、動けない状態になってしまったそうです。

そして、私に「辞めさせてください」と連絡をくれました。

その連絡の後に、

「娘と離れてより多くの収入を得るための仕事を選ぶより、贅沢はできませんが、娘と一緒の生活を選びたいです。せっかくいろいろ相談にのっていただいたり、私が働きやすくなるようにと考えてくださったのに、申し訳ありません。」

と、メールを送ってくれました。

一緒に過ごすことを選択してくれたことが、本当に良かったと思いました。

「いつでも連絡してくださいね、応援してます!!」と返信しました。

遠くから見守っていけたらいいなと思っています。

・・・次回は、ジェンダーの彼の担会をお話しします。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。