就労支援

ジェンダーの彼?からのSOS

出勤できているときは、

とてもテンションが高く、よく笑っています。

(少しは良くなってきてるのかな?)

面談をしても、「大丈夫です!!」って笑顔で答えてくれていました。

しかし・・・

一人暮らしのうちに帰ると、寂しくなるんでしょうか?

「死にたい、辛い。誰かに愛されたい!」とメールが来ました。

すぐに返事をすることができずにいたら、

「もう、僕の事なんてどうでもいいんですよね?同僚にも支援してくれる人にも愛されない。○○さん(私の事です)だって、自分の家族がいるから、僕の事を一番に愛してはくれないですよ!」

急いで、「すぐに返事ができなくてごめんなさい。あなたは大事な仲間です。みんな大切です。」とメールしました。

彼は、こんな言葉では全然動じません。

でも、無責任に一番大切ですなんて答えられません。

やはり、次に来たメールには、

「僕が死んだら、僕が大好きな彼女(片思いです)も、○○さん(私)も、ずっと心の中に僕が残りますよね!それでもいい。」と。

一度落ちてしまったら、やりたい事も夢も先の事も、全く見えなくなって、何を言ってもダメです。

「大好きな彼女を悲しませて、苦しませたい?」

「人間は、悲しみや辛い思いは、その時は心の中いっぱいになってしまうけど、いつかは薄れていくと思うよ。忘れることはないけど。」

「これからは、やっとなりたい自分に向かっていけるのでは?あなたも家族を作れるんだよ?生きていれば。」

そう伝えると、「どうして、死なせてくれないの?」と。

「明日もお仕事、よろしくお願いしますね。待ってます!」と返事をしました。

どういう返事が来るのか、ドキドキでしたが、

「もう寝ます。おやすみなさい」と。

寂しい時間に、話を聞いてくれる相手が、彼には必要なんだと思います。

一番「お母さんに愛されたい」思いが強いです。

次の日は、休んで迷惑をかけた事を皆さんにしっかり謝罪し、いつも以上に張り切ってお仕事をされていました。

まだまだ、これからもいろんなことがあると思いますが、

 いつか、生きててよかったと思ってもらえたら、嬉しいですね。

・・・次回は、不安症の新人さんのことをお話しします。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。