就労支援

気分変調症の彼女の最近の様子

この彼女は、働き始めてどうなってきたのか?

出勤できれば、まじめに洗い場で頑張ってくれています。

細かいところまで、よく見えて動けています。

洗い物が少ないときは、次のステップのポジションをよく見ていて、

覚えようとしている様子もあります。

が、足の指が巻き爪で、痛くて仕方がないようで、

ちょこちょこお休みされてしまいます。

病院に行ってはいるそうなんですが、なかなか治らないようです。

そんな彼女のすぐ後に、新しい方が入ってこられて、その方が経験者だということで、ステップアップの順番が変わってしまいました。

そのことで、しっかり説明をせず進めてしまった為に、焦ってしまい、

無理に次のステップアップの場所に行こうとしてしまい、

薬のせいで、手が震えてしまうという症状をみんなの前で、見せてしまう。結局できなかったことを、みんなの前で伝えなくてはいけないという状況になってしまいました。

完全に、指導員が暴走しました。

その日は、私が見に行くことができない状況で、指導員から相談もされないまま進められてしまい、行われてしまったことでした。

指導員からの報告はありませんでしたが、

本人さんからと、他の利用者さんから後日聞きました。

本当に、申し訳なくて、彼女には何度も謝りました。

指導員がしたことは、私の責任です。

私に伝えてくれた利用者さんは、「私が彼女だったら、耐えられません。ひどすぎます。」と泣きながら話してくれました。

その通りです。

いくらA型だからといっても、

皆さん何かしらの障害を持っていて、その障害を自分で受け入れ、周りとどう関わっていくのか?を学ぶところであったとしても、皆さんの前で、あえて自分の障害や症状を指導員に説明する必要はないです。

本当に申し訳なくて、悔しくて、悲しくなりました。

もっと、しっかり私がこの指導員に彼女の事を伝えていたら、こんなことにはならなかったと思います。

障害の種類や病名だけでは、その方の症状を伝えることは難しいです。

だからこそ、

指導員には、普段から、もっと皆さんとたくさん関わり、話をして勉強をしてほしいし、知りたいと思ってほしいと伝えました。

・・・次回は、この指導員について少しお話ししたいと思います。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。