A型事業所は説明の時にも何度もお伝えしていますが、
月に2回の面談は、必ずやりますよね?
私も彼女にお伝えしましたが、
面談予定を渡して声をかけたところ、
「知らなかった」とジェスチャーをしていました。
次の日には、メールで
「今度の面談は、手話通訳を派遣してください。大事な話があります」と。
手話通訳の派遣先に確認をしたところ、
仕事に関してのお話しをする場合、必ず会社が派遣を依頼し派遣代を支払う事が決まっているとのことで、どこの企業さんもそうしていますという回答を頂きました。
ならば、こちらとしても
彼女の想いを聞かせていただき、こちらのお願いなどもお伝え出来たらと
指導員と一緒に話し合いをし、話す内容を考えました。
一番、双方が困っている事
・彼女は出来ていると思っている「配達する施設の名前の記入」でした。
外国人のため、日本語がまだ苦手で、でも、聴覚障害なので、教えてもらう事も難しく、見様見真似になってしまい、それが違うと伝える事、理解することも難しかったそうで、伝わらない現状でした。
例えば、パソコンでの漢字やひらがなの字体と、手書きの字体って違いますよね?
他の障がい者も指導員も私も、パソコンの字体はこうだけど、手書きをするときはこの字だよね。となります。
しかし、彼女には、そのことですら、悩みです。パソコンの字体と手書きの字体と何が違うの?なぜ違うの?ダメなの?
日本語は、いろんな種類があって、覚えるのが難しいですと手話を通して話してくれました。
難しいといって、現状のままでは、お客様から苦情が入ってしまうため、
「うちのルールです」と決め、手書きの文字を見本で大きく書いてそれを渡し、練習をしてもらう事にしました。
まず、漢字の字体の問題は、何とか解決でした。
・・・次は、作業内容にかんしてお話しします。
最後まで、ご覧頂きありがとうございました。