この前、本人が事務所に来られ、話をしました。
その次の日、
お母様から、電話がかかってきました。
「昨日、息子と話をしてくださって、うちでもたくさん話し合いをしましたが、私たちも直接お会いして、話を聞きたいです。」との事でした。
その日の夕方、お父様とお母様が事務所に来られました。
まずは、初めてのA型事業所の説明をし、
うちのA型の説明、そして彼の現状をお伝えしました。
どうやら、彼が話している内容と違うようで、
納得できず、「こうじゃないんですか!」と話の途中で何度も質問がありました。
あまり喋らなかったお父様から、
「よくわかりました。ただ、うちの子は本当に普通なんです。年老いた私に『親父も大変だから』と気を使ってくれていたし、うちでは何にも問題なく生活していました。」
「でも、そうではなかったんですね。バカになってしまったんですね。」
と言われました。
以前の息子と違う事、それが障害だという事、
そのことを受け入れられないご両親でした。
どうしたらいいのか?どう接してあげたらいいのか?
どう受けいれたらいいのか?わからず苦しんでいるようで、
そんな姿を見ているのは、本当に辛いです。
自分の息子がバカになってしまったと考えこんでしまうお父様。
うちの子は何でもできるし、問題ない。問題があるとすれば、暫定期間で終了しようとしているこちら側だと思って、怒ってくるお母様。
話し合いは、平行線でした。
そして、今度
以前、利用されていた移行支援の担当の方と本人、私で評価表の確認をする約束をしていて、その日が3日後にあるので、そこにお母様も同席されることになりました。
まだまだ、
解決方法が見つからない状況になると思います。
まずは、評価表での彼の現在の状況を確認し、暫定期間について話し合いをしていくしかないと思っています。
また、経過をここでお話しします。
・・・次回は、バレンタインデーの思い出をお話しします。
最後まで、ご覧頂きありがとうございました。