すぐに、人と自分を比べてしまう。
勝手に自分はだめだと思い込んでしまう。
どんどん悲観的になり、仕事に出てこれなくなってしまう彼女は、
今回の聴覚障害の彼女が、気になって仕方がない様子です。
先輩として教えなきゃ!!とプレッシャーに感じ、周りをよく見るようになりました。
(そう聞くと良いことなのでは?)と思ってしまいますが、実は、自分が周りからどう思われているのか?を気にしてみているんです。その中で、新人の彼女が素早く包丁を使っている様子を見て、自分も頑張ろうとペースアップをしようとします。でも、慣れないスピードでしようとするから、指導員からストップがかかります。
そして、自分に自信を無くします。
「あなたは、経験があります。ここの流れを一番わかっています。確かに彼女は包丁とか上手ですが、それと自分がやれている事、できる事を比べない!あなたはあなた!彼女は彼女!」と声を掛けました。
「はい」と返事はされましたが、明らかに表情が暗くなり、落ち込んでしまいました。
誰でも、人と比べてしまいます。でも、比べても良いことは一つもないと思います。
『人は人!自分は自分!』これを、どう伝えていけば、彼女は楽になれるんでしょうか?
とにかく、できていることを褒める!!!
これを指導員と共有し、伝えていきます。
・・・次回は、てんかんをもっている方の採用についてをお話しします。
最後まで、ご覧頂きありがとうございました。