就労支援

利用者さんの不安

飲食店での仕事は、

一般でもうちA型でも、スタートは同じです。

洗い場に入る・・・お店の雰囲気や他の利用者さん、職員、お客さんの状況を知ることが出来るため。

その後に、盛り付けや、いろんなところへのステップアップがあるんだと思います。

しかし、いざ、どこかのポジションに入ってしまうと、

そこの作業は、日に日に上達し、完璧になってきます。

でも、ほかの作業ができないため、人員不足になります。

いくら、利用者さんを増やしても同じことの繰り返しです。

なので、みんながいろんなポジションをやれるようになろうと、

みんな、移動をしようと今挑戦中です。

いろんなポジションができるって、凄いことなんですが、

利用者さんにとっては、

・新たに仕事内容を覚える不安

・自分にできるのか?という不安

・できなかった時に、周りからの期待を裏切ってしまうという不安

などが、ぐるぐると頭の中で回ってしまい、「自信がない」と思い、

今のままでいい

と挑戦することを諦めてしまいます。

怖いと感じて、拒絶します。

まだまだ、利用者さんに上手く伝えられていない状況なので、

どう話していくか。

興味を持ってもらえるか?

を考え中です。

「お客さんに提供できるほどのクオリティを求めるなら、とことん追求して練習して、上達する方法しかない。」

もちろん、そうなんですが、

「いろんなポジションを経験して、何が自分に合うのか、できるのか?を周りにだけでなく、自分でも見つけていく」

これも必要だと、伝え続けていきます。

また、続編はお話しします。

・・・次回は、頻繁に倒れてしまう利用者さんについてお話しします。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。