就労支援

暫定期間について

「暫定期間」とは、

初めてA型を利用される場合に、本契約の前に試用期間として、

双方が、この仕事ができるのか?無理をしていないか?

このまま継続できるのか?を考えられる期間だと私は思っています。

双方なので、

利用者さんが、「無理かも・・・?」と言われることもありますし、

事業所側が、この方には、この作業は難しいのでは?とお伝えして、

他の仕事は何がやりたいのか?どうしたいのか?を一緒に話をしていく。

最終的には、もしかしたら別の事業所さんを探していく事もしなくてはいけません。

せっかく、うちを選んでくれたのだから、何とかやりたい仕事を継続できるように試行錯誤をします。

今までの経験では、ほぼ皆さん、暫定過ぎても継続して勤務してもらっています。

たくさん話し合いをしました。接客希望でしたが、不安症の方で、お客さんの前に行くと、全く言葉がでなくなり、返事すらできなかったので、その方には、

「接客の次にやりたい事は?」と聞き、

『盛り付けをしてみたい』と言ってくれたので、さっそく実行!!!

かなり、指導員から「大丈夫?」と言われましたが、出来ていることを褒めながら、アドバイスをしていき、不安になったら、面談をするようにしました。

暫定期間ギリギリでしたが、何とか、彼女的にもやりがいになってきて、急な他利用者さんのお休みの時にも対応できる力をつけることができました。

彼女の努力だったと思います。とても頑張って結果を出してくれました。

本当に嬉しかったです。

これからも、暫定期間で、その方のやりたい事、できる事が見出せて、

無理なく継続できるようになってくれるように支援したいと思っています。

・・・次回は、とはいえ今まさに暫定期間の彼について、究極に悩んでいて、どうしていこうかをお話しします。

最後まで、ご覧頂きありがとうございました。